Midjourneyで同じキャラクターを一貫して生成する–cref機能の完全ガイド。設定方法から応用テクニック、よくある失敗例まで詳しく解説します。キャラクターの一貫性を保ち、物語性のある作品制作を実現しましょう。初心者でも今すぐ実践できる具体的な手順とプロのコツを紹介します。
Midjourneyでキャラクター固定が重要な理由
「同じキャラクターで異なるシーンを描きたいのに、毎回違う顔になってしまう…」
これは多くのMidjourneyユーザーが直面する共通の課題です。物語性のある作品や一貫したブランディング、商用利用を考えた時、キャラクターの一貫性は極めて重要です。
Midjourneyの–cref(Character Reference)機能を使えば、この問題を解決できます。この機能により、参照画像を基にして同じキャラクターを維持しながら、様々なポーズや背景で画像を生成することが可能になります。
本記事では、–cref機能の基本設定から高度な応用テクニックまで、実際の例を交えながら詳しく解説します。

–cref機能の基本知識
–crefとは何か
–cref(Character Reference)は、Midjourneyのバージョン6以降で利用可能な機能で、参照画像のキャラクターの特徴を新しい画像に反映させることができます。
主な特徴:
- 顔の特徴、髪型、表情などの一貫性を保持
- 異なるポーズや背景でも同じキャラクターを生成
- 複数の参照画像を組み合わせることも可能
- –cwパラメータで参照の強度を調整可能
従来の方法との違い
従来のseedを使った方法では、構図やスタイル全体が似てしまい、自由度に限界がありました。–cref機能はキャラクターの特徴のみを抽出するため、より柔軟な創作が可能です。
–cref設定の具体的な手順
ステップ1:参照画像の準備
まず、固定したいキャラクターの参照画像を用意します。
良い参照画像の条件:
- 顔がはっきりと見える
- 高画質(最低512px以上推奨)
- 一人のキャラクターのみが写っている
- 特徴的な要素が明確
参照画像をDiscordにアップロードし、画像URLをコピーします。
ステップ2:基本的なプロンプトの書き方
基本的な構文は以下の通りです:
[プロンプト] –cref [画像URL]
具体例:
beautiful woman reading a book in a library –cref https://example.com/reference-image.jpg
ステップ3:–cwパラメータで強度調整
–cw(Character Weight)パラメータで、参照画像の影響の強さを調整できます。
設定値と効果:
- –cw 100(デフォルト):最大の一貫性
- –cw 50:中程度の一貫性、より柔軟性あり
- –cw 0:最小の一貫性、参照画像の影響を抑制
例:
warrior in battle armor –cref https://example.com/ref.jpg –cw 75

応用テクニックと活用例
複数参照画像の使用
複数の画像を参照することで、より詳細なキャラクター設定が可能です。
fantasy mage casting spell –cref https://example.com/face.jpg https://example.com/outfit.jpg
他のパラメータとの組み合わせ
スタイル参照(–sref)との併用:
portrait of elegant woman –cref [キャラURL] –sref [スタイルURL] –sw 30
アスペクト比との組み合わせ:
full body character design –cref [URL] –ar 2:3
実用的な活用シーン
1. ストーリーテリング
同じ主人公で異なるシーンを描く際に活用
2. キャラクターデザインの展開
基本デザインから様々なバリエーションを生成
3. 商用プロジェクト
ブランドキャラクターの一貫性維持
4. ゲーム・アニメ制作
キャラクターシートや設定資料の作成
よくある問題と解決策
問題1:キャラクターが大きく変わってしまう
原因:
- 参照画像の品質が低い
- –cwの値が低すぎる
- プロンプトが参照画像と矛盾している
解決策:
- 高品質な参照画像を使用
- –cw 100に設定して試行
- プロンプトを簡潔にする
問題2:顔は似ているが体型や服装が変わる
解決策:
全身が写った参照画像を使用するか、体型や服装を明確にプロンプトで指定します。
tall slim woman in red dress –cref [全身画像URL] –cw 80
問題3:表情や角度の制御ができない
解決策:
プロンプトで具体的な表情や角度を指定します。
smiling woman, front view, looking at camera –cref [URL]

プロが使う高度なテクニック
段階的なキャラクター開発
1. 基本キャラクター生成:まず理想的な参照画像を作成
2. 角度バリエーション:様々な角度から同じキャラを生成
3. 表情パターン:異なる表情を複数作成
4. 最終調整:最も良い参照画像を選定
参照画像の品質向上テクニック
アップスケール活用:
参照画像を事前にMidjourneyのUpscaleで高画質化することで、より正確な特徴抽出が可能になります。
複数候補から選択:
同じプロンプトで複数の候補を生成し、最も特徴が明確な画像を参照として使用します。
効果的なプロンプト設計
レイヤード記述法:
[基本描写] + [シチュエーション] + [スタイル指定] –cref [URL] –cw [値]
例:
elegant businesswoman, professional office setting, corporate portrait style –cref [URL] –cw 85
商用利用時の注意点
著作権への配慮
- 実在の人物や有名キャラクターを参照画像として使用しない
- 自分で生成した画像やオリジナル作品を参照に使用
- 商用利用前に必ずMidjourneyの利用規約を確認
一貫性の文書化
商用プロジェクトでは、使用した参照画像とパラメータ設定を記録し、チーム内で共有することが重要です。
最新アップデート情報(2026年1月現在)
Version 6.1での改善点:
- キャラクター認識精度の向上
- 複数参照画像の処理速度改善
- –cwパラメータの精密制御が可能
今後のアップデートでは、さらに細かな特徴制御が可能になることが予想されます。最新情報は公式Discordで随時確認することをおすすめします。
実践的な練習方法
初心者向け練習課題
1. 基本練習:同じキャラクターで5つの異なるポーズを生成
2. 応用練習:異なる時代背景で同じキャラクターを描画
3. 上級練習:感情表現を変えながらキャラクターの一貫性を保持
スキルアップのコツ
- 毎日少しずつでも実践を続ける
- 成功した設定は記録しておく
- 他のユーザーの作品を参考にする
- コミュニティで情報交換を行う
まとめ
Midjourneyの–cref機能は、キャラクターの一貫性を保ちながら創作活動を行うための強力なツールです。基本的な使い方をマスターすれば、物語性のある作品制作や商用プロジェクトでの活用が可能になります。
重要なポイントを再確認しましょう:
- 高品質な参照画像の選択が成功の鍵
- –cwパラメータで適切な強度調整を行う
- 他のパラメータとの組み合わせで表現力向上
- 段階的なアプローチでキャラクターを開発
- 商用利用時は著作権に十分注意
まずは簡単な設定から始めて、徐々に高度なテクニックに挑戦してみてください。継続的な練習により、必ず理想的なキャラクター固定が実現できるはずです。
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